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2021-08-10 10:28

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マインドフルネス研修の実施方法は?導入事例と実施効果を徹底解説

従業員の健康増進やパフォーマンス向上のためにマインドフルネスの導入を検討し始めた方が、具体的にどう企業の研修などのプログラムに取り入れていけばよいか。マインドフルネスとは何かを踏まえて、企業の導入事例やプログラムを提供するサービスを紹介します。

1.マインドフルネスとは?

さて、マインドフルネスを取り入れるための研修について考える前に、そもそもマインドフルネスとは何かを説明しましょう。

マインドフルネスとは、今、現在、この瞬間に意識を傾け、自分の感覚に全集中している心の状態を指します。

業務中、「昨日の晩の嫁との喧嘩、言い過ぎだったかも。」とか「ケーキでも買って帰ったら機嫌を直してくれるだろうか。」とか、業務以外のことを考えてしまうことはありませんか?

もちろん家庭を顧みることは大事なことですが、業務中はあくまで上記のような思考は雑念です。

先に述べた雑念は確定してしまった過去や不確定な未来のことです。マインドフルネスとは過去や未来ではなく、「今」の自分の心と身体の状態に向き合うことで雑念を取り払うことなのです。

元々は仏教的な瞑想を由来とするのがマインドフルネスの考え方です。

長い歴史の中で洗練された仏教を由来とするので、当然奥が深く学び始めれば沼が待ち受けています。興味がある方は一度その沼にハマってみるのも良いかもしれません。もちろん、業務外の時間に、ですよ。

業務中にいかに業務に集中し作業効率を高め、ワークライフバランスを向上させるか。そのための考え方としてビズヨガはマインドフルネスに着目しているのです

1-1.マインドフルネスが生み出すビジネスパーソンへのメリット

マインドフルネスについてイメージしていただけたでしょうか。
それでは次に、具体的にマインドフルネス研修がビジネスパーソンにどのような恩恵を与えるかを紹介していきましょう。

マインドフルネスがもたらすメリットについては、主に下記の3つの効果が期待されます。

・集中力の向上、生産性の向上
・ストレスの減少
・人間関係の改善

1-1-1.集中力の向上、生産性の向上


意識的に環境からの情報をシャットアウトし「今」の自分の状態に集中する時間を作ることにより、集中を妨げる漠然とした不安を整理することが出来ます。また、マインドフルネス(瞑想)を行うこと自体が集中力を高める訓練として有効だといえます。また、集中力が上がることで作業効率がよくなり、生産性が向上します。

1-1-2.ストレスの減少


マインドフルネスがストレスを減少させる効果があることは科学的に実証されています。怒りや不安などの情動を司る扁桃体が司令を出すことによりストレスが発生しますが、ハーバード大学のサラ・ラザール准教授の調査で、マインドフルネスが扁桃体の働きを緩やかにすることが報告されているのです。積極的にマインドフルネスを取り入れることによりイライラする心をコントロールすることが出来ます。

1-1-3.人間関係の改善


マインドフルネスを取り入れることにより、自己理解が深まります。適切な自己理解は他者との円滑なコミュニケーションに必要不可欠です

例えば、あなたが他者からは、「仕事は早いとはいえないが、丁寧な仕事をする人だ。」と評価されている場合で、あなたが自分のことを「マルチタスクが得意で仕事もパパッと早くこなせる。」と思い込んでいるとしましょう。あなたの自己認識と他者のあなたへの認識のズレが日頃のコミュニケーションに支障をきたす原因になるでしょう。

マインドフルネス研修で日頃から自分がどんなことに不安やストレスを感じるかじっくりと向き合えば、おのずとあなたがどんな特徴をもつビジネスパーソンなのか理解を深めることができるでしょう。自己理解を深め、自分と他者の関係の中で適切なコミュニケーションの方法を選択すれば職場や取引先との人間関係は良好なものとなっていくでしょう

2.企業の事例

ここまでマインドフルネスと、その効果について紹介してきました。

では、実際にあなたの企業で具体的にどのようにマインドフルネス研修を取り入れれば、職場の環境が良好になり、社員は活き活きと仕事に取り組んでくれるようになるのでしょうか。

先人の成功例を学ぶことは大切です。
ここでは、下記の3社の取り組みと導入例を紹介します。是非あなたの企業の取り組みの参考にしてみてください。

・Google
・Yahoo!Japan
・メルカリ

2-1.Google

GoogleではSIY(Search Inside Yourself)という研修プログラムが導入されています。
このSIYにはマインドフルネス(瞑想)が含まれています。

プログラムの開発者は社内エンジニアのチャディー・メン・タン氏で、彼が「世界平和のための条件を整えること」を目的として始めたそうです。しかし、あまりに壮大なこの目的は他の社員に理解されず、より具体的に「世界平和」と「成功と利益」を結びつけるプログラムへと改良し導入されました。

2-2.Yahoo!Japan

Yahoo!JAPANの企業内大学であるYahoo!アカデミアでも、その研修プログラムにマインドフルネスが導入されています。

このプログラムで重要視されているのは自分を客観視する「メタ認知」です。リーダーの資質として重要な「メタ認知」能力を向上するためにマインドフルネス研修を行っています。

具体的には、瞑想や、ストレッチ、後に紹介する「ボディスキャン」「歩行瞑想法」などを取り入れたメタ認知トレーニングのプログラムを週1回60分×7週間にかけて実施する取り組みを行っています。
この取り組みにより、参加者は、状況を客観視する能力の向上ストレスへの対処の仕方の学び集中力の向上を実感しているそうです。結果として研修参加者の業務効率が向上しています。

2-3.メルカリ

フリマアプリを運営しているメルカリでは、マインドフルネスを部活動として取り入れています。

業務効率を上げるために社員の提案でマインドフルネスに取り組む部活動が始まり、マインドフルネスの研修プログラムを提供する「cocokuri」のサービスを利用して、座学、実践を通してマインドフルネスを取り入れています。

マインドフルネスの導入により、社員の集中力向上生産性の向上に繋がっているそうです。

3.マインドフルネスの種類

ここではマインドフルネスを研修として実践する時にどのような種類があるのか、その方法とともに紹介していきます。

3-1.静座瞑想

静座暝想はあなたが暝想と聞いて真っ先にイメージする暝想方法かもしれません。

腰骨を立てた状態で座り、目を閉じ腹式呼吸をゆっくりと続けます。呼吸のリズムに意識を集中させ雑念を取り払い、雑念が浮かぶ状態から瞬時に呼吸に集中する状態を作ります。静座暝想に取り組むことにより、「集中力の向上」、「平常心」、「自己肯定感」、「共感力の向上」、「洞察力の向上」といった効果を得られます。

3-2.ボディスキャン

ボディスキャンでは、まず仰向けに寝る姿勢をとります。その状態でゆっくりと腹式呼吸を続け、足先から頭頂まで順番に意識を傾けます。身体のすみずみまで点検するように意識を集中させていきます。ボディスキャンに取り組むことにより、「緊張の緩和」、「ストレスの軽減」、「自己認識能力の向上」といった効果を得られます。

3-3.歩行瞑想法

歩行暝想法では、その名の通り歩くことで暝想を行います。

背筋を伸ばした状態で体の力を抜き、歩くことで得られる感覚に集中します。身体の各部位の感覚を入念に確認しながら、自分の思考を俯瞰するように観察します。ゆっくりと歩きながら雑念が遠ざかり集中状態に入る自分を感じます。外で実施するのもいいですが、事故や人の目が気になって集中出来ない場合は、部屋の中で行うことをお勧めします。歩行暝想では、心の健康だけではなく身体的な健康の改善にも繋がります。

4.実践するために活用できるサービス

ここまでは、マインドフルネスの定義やその効果、取り組み方を紹介してきました。
この項では、マインドフルネスをより身近に取り入れやすくするためのサービスを紹介します。

4-1.アプリでできるマインドフルネス

アプリを立ち上げて気軽にマインドフルネスを取り入れることによって、瞑想を継続しやすくなります。継続することによりマインドフルネス瞑想の効果は向上しますので、下記で紹介するアプリサービスを是非お試しください。

4-1-1.Relook


Relook株式会社が提供するアプリです。Relookは睡眠専門医や精神科医のサポートを受けた瞑想音声コンテンツを保有する本格的マインドフルネス瞑想を提供するアプリです。
不安を感じて眠れない時や、ストレスを感じる時に音声を聴きながらマインドフルネス瞑想に取り組むことによりリラックスすることが出来ます。

4-1-2.RusselMe


ラッセル・マインドフルネス・エンターテインメント・ジャパン株式会社が開発したアプリです。専門家による医学的な見地に基づいた瞑想プログラムをシチュエーションやレベル別に提供し、マインドフルネスに関する記事も配信しているアプリです。

4-2.出張orオンラインでできるマインドフルネス

従業員の健康増進や業務効率の向上のためにマインドフルネスを実際の職場に導入したいと思い立った時に、具体的に何から始めればいいのか迷うこともあるかと思います。
法人向けの福利厚生サービスとしてマインドフルネスを研修プログラムとして提供してくれるサービスの利用を検討するのもよいでしょう。

4-2-1.MELON


MELONは、オンラインによるマインドフルネス瞑想プログラムを提供しているサービスです。マインドフルネス瞑想プログラムを通じて社員のメンタルヘルスや仕事のパフォーマンス向上をサポートしています。

4-2-2.ビズヨガ


ビズヨガは、オンライン・出張によるオーダーメイドヨガレッスンを通じて、従業員の健康増進をサポートする法人向けの福利厚生オフィスヨガサービスです。単発のイベントやセミナーでの実施にも対応しています。

5.終わりに

ここまで読んでいただきありがとうございます。
本稿では、マインドフルネスとその方法と効果について、そして具体的な導入事例を取り上げ紹介しました。

マインドフルネスと一言でまとめても実践の方法や、実際に企業で導入されるきっかけというのはさまざまです。より効果的にマインドフルネスを取り入れるために、一度本稿で紹介した方法で瞑想して自社の状況を俯瞰で捉えてみるのもよいかもしれません。

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