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2021-10-11 17:39

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【ブライト500取得企業】フェリコ株式会社の健康経営に対する考え方とは?

フェリコ株式会社は多くの女性が仕事、家庭を両立させて生き生きと輝き、充実した人生を送ることのバックアップを通じ、社会貢献することをミッションに掲げ、ヘッドスパ専門店『希翠(きっすい)』を運営しています。同社では『健康経営2021』でブライト500に選出されており、健康経営の模範となる企業の一つです。今回の記事ではブライト500認定を受けるに至ったストーリーをフェリコ株式会社代表取締役社長の赤羽氏にインタビューさせていただきました。

フェリコ株式会社
代表取締役社長
赤羽 亜希氏

商社に勤めた後、結婚・出産を経て3人の子育てをしながらブライダルエステやヘッドスパの専門店の立ち上げ、スタッフ100名の管理・育成に10年間従事。せっかくキャリアを積みながらも結婚や出産を機に美容業界を離れてしまう女性があまりにも多いと感じ、結婚・出産後でも仕事と家庭を両立出来て、女性が活躍できる会社の運営を目指して2015年11月起業。

本日はよろしくお願いいたします。まずは健康経営を意識するようになったきっかけから教えてください。

赤羽さん:当店は「お客様の美と健康を支えるパーソナルパートナー」として、普段から未病・予防に繋がるケア方法やアドバイスができるお店を目指しています。しかし、当時のフェリコのスタッフは不健康な人もいる状況でした。私は前職も美容業界にいましたが、寿退社のような前向きな退社だけでなく、体調不良で辞める人が多くいました。このような状況に問題意識を持ち、まずはスタッフ自らが健康になる必要があると思いました 。そのような時に経済産業省の取り組みを知り、私個人がスタッフに健康を押し付けるよりも国全体として取り組んでいる政策だと理解してもらう方がスタッフにも浸透しやすかったことと、私自身も経営していく上でブレないと思ったので、健康経営の考え方を会社の軸にすることにしました。

-フェリコさんは2018年度から健康経営を実践されているかと思います。健康経営を始めてから生まれた変化はありますか?-

赤羽さん:はい。お客様への提案力が上がり、スタッフのパフォーマンスが上がったと思います。自分自身が模範となる生活を送っていると、お客様にも、自信持っていいものをおすすめできます。そして、それに伴い、物販の単価、スタッフの知識の幅、チームワーク力全てに置いて、向上したことを実感しました。それだけではなく、弊社の考えに賛同してくださる 企業様からも声がかかり、大手IT企業・大手メーカー企業の従業員の方向けに福利厚生​​サービスの一環として「出張ヘッドスパ」を行う実績を作ることができました。このような経験を通じて、弊社では健康経営が仕事のパフォーマンスに直結する側面があることを確信しています。

-健康経営の効果を実感されるまでどれほどのお時間がかかりましたか?-

赤羽さん:2年目からはスタッフの健康に対する意識が変わっていきました。例えば、普段のお昼ご飯がヘルシーなものになったり、休日に体のケアをする時間を作ったりなど、体調管理への意識が高まっていきました。

-健康にはワークライフバランスの確保が必要になってくると思います。一方で、接客業は他の職種に比べて労働時間の管理が難しい側面があると思いますが、何か工夫をされていますか?-

赤羽さん:お客様の予約は18時で締め切っています。遅くとも、20時までにはスタッフ が帰れるようにしています。致し方なく、残業が長くなってしまった場合には次の日の出勤時間を遅らせることができる勤務間インターバル制度を導入しています。

-その他に残業時間をなるべく減らすための取り組みはありますか?-

赤羽さん:スタッフの意識と行動変容を促す勤怠管理システムを導入しています。システムを使うことで、出勤時に残業の見込みについて、アンケートを利用し、自らの残業時間を予め宣言してもらうようにしたり、お客様が帰られてから、1時間以上残業する場合は、退勤時に残業理由を報告してもらうようにしています。このようなシステムでの管理を通じて、残業時間の削減と共に、仕事を能率良くこなす意識が醸成できていると思います。

-ここ最近で健康支援を強化したいテーマはありますか?-

赤羽さん:一番は食生活の改善です。少しでも食べる物の質を上げるために 、ヘルシーなお惣菜を社食として提供していました。食の知識があれば、自分のカラダに入れるときに良いものを選択できるようになると思います。そうなれば自分のカラダに必要なものを摂取でき、次の日に疲れを引きずらない、健康体になれると思います。そのためにヘルスリテラシーを上げるような支援をしています。

-健康経営を成功に導くために意識すべきことがあれば教えてください。-

赤羽さん:トップが従業員の将来を見据え、10年-20年後の姿を想像して、取り組むことだと思います。体は資本なので、健康でなければ仕事はできないです。日本は超高齢化社会なので、今後も医療費は右肩上がりに増えていくと言われています。今の20代-30代が10年,20年後も健康でいることが、医療費削減に繋がると思います。今から予防意識を高めることで、健康寿命を伸ばすことができますし、循環型の社会の実現に繋がってくると思います。だから、雇用者が従業員の健康意識を高めていき、医療に頼らない自分のカラダ作りをバックアップすることは会社のパフォーマンス向上だけでなく、将来的には社会貢献になるという意識を持つことが大事だと思います。

-健康経営に関して今後の目標があれば教えてください。-

赤羽さん:社外への発信を積極的にしていきたいと考えています。『健康経営って何のメリットがあるの?』と聞かれることは良くあります。このような人たちへ実践的な内容の情報提供を行っていきたいと思います。

編集後記:

フェリコ株式会社では赤羽氏を筆頭に、健康経営エキスパートアドバイザーの方も在籍しており、従業員の健康支援するための組織体制が整備されています。健康経営では従業員の人から理解を得ることに苦労する企業が多くあります。フェリコさんでは赤羽さんの経営理念に沿って独自の枠組みを作られています。健康経営は多様性がありますが、継続的な取組にするには社会・組織・従業員の3つの軸から捉え、オリジナルの取組にしていくことが重要な要素であることを学ばせていただきました。

ビズヨガでは健康経営や従業員の健康増進に積極的に取り組まれている企業様に取材を行わせていただいております。取材を希望される企業のご担当者様は、下記よりお問い合わせ下さい。

https://bizyoga.jp/contact/

フェリコ株式会社のコーポレートサイト

https://felico.co.jp/