福利厚生の外注を検討時に必読!おすすめの福利厚生サービス

福利厚生の外注を検討時に必読!おすすめの福利厚生サービス

採用強化や従業員の定着、働きやすい環境づくりのために福利厚生の導入を検討し始めた方が、具体的にどのような福利厚生のサービスや制度を取り入れていけばよいか。福利厚生とは何かを踏まえて、企業の導入事例や福利厚生を外注で提供するサービスを紹介します。

目次

1.福利厚生の重要性

街中を歩いたりテレビやネットを見ると就職支援サイトや転職サイトの広告がありふれていることに気づきます。同じような給与、同じような仕事内容であれば、より働きやすく充実した福利厚生サービスのある環境で働きたいと思うのは労働者として当然です。新卒採用にしても転職活動中の求職者にしてもさまざまな会社の情報が気軽に手に入れられる状況です。福利厚生の充実は採用強化のスタートラインに立つ絶対条件と言っても過言ではありません。

そもそも福利厚生とはなんぞや?という疑問を抱いている方は、詳しい解説記事をアップしていますので、こちらをご参照ください。

2.福利厚生の導入で検討すべきポイント

福利厚生を導入する際には、従業員目線でサービスを考えることと、会社側で実際に叶えられることの両面で考える必要があります。

当然コストをかければより良いサービスを提供できます。しかし従業員目線で考えることができれば、大きなコストや労力を掛けなくても満足度の高い福利厚生サービスを用意することができることもあるかもしれません。福利厚生の導入方法について下記の2つの方法を紹介します。

・社内のリソースで実現するサービス
・外注で提供するサービス

2-1.社内のリソースで実現するサービス

社内のリソースで賄えるサービスとしては、手当特別休暇などがあります。
これらは施設などを用意しなくても、手軽に取り入れることができます。

金銭的な補助や、休暇を増やすことは従業員のモチベーション向上に直接的につながるのでおすすめです。

ただし予算の見直しや、休暇に対応できる業務体制を整えた上で取り入れる必要はありますので注意しましょう。

2-2.外注で提供するサービス

社内で取り入れるには負担が大きいサービスは外注で委託するのが良いでしょう。外注で取り入れることが出来るサービスの例としては下記のようなものがあります。

・社員旅行
・フィットネスジム施設など健康増進
・自己啓発
・スポーツや趣味などの活動
・育児・介護支援

これらは従業員にとって非常に魅力を感じる内容かもしれませんが、自社で全て用意するのはコスト的にも労力的にも実現ハードルが高いものです。このような福利厚生サービスに関しては外注してしまうのが合理的でしょう。

3.従業員の心をつかむ福利厚生事例

福利厚生を充実させたいからといって、ただ闇雲にサービスを増やしても実際に従業員が利用しなければ無駄なコストになってしまいます。上手く福利厚生を取り入れて結果を出している企業は、従業員の声を聞いた上でどんなサービスがあれば働きやすくなるかを考えています。

先人の成功例を学ぶことは大事です。
ポイントを「女性の活躍推進」「社内コミュニケーション」「働き方の改善」の3つに絞り、次の3つの企業の事例を紹介しましょう。

・JTBグループ
・レバレジーズグループ
・株式会社OKUTA

3-1.JTBグループの取組から見る『女性活躍推進事例』

「女性活躍推進法」が2016年に施行され、女性が活躍しやすい環境づくりは企業の義務となりました。しかし、女性は結婚や出産などのライフイベントをきっかけに離職せざるを得ないことも多く、多くの企業が苦戦しているのが現状です。
そんな中でも、元々従業員の女性比率の高いJTBグループの取り組みは目を見張るものがあります。女性のリアルな要望に対してツボを押さえた福利厚生を取り入れているのです。
退職しても7年以内であれば以前と同じ雇用条件で復職できる「キャリアライセンスコース」という制度や、保育園や幼稚園への送迎の通勤経路認定など、出産や育児など女性のライフイベントと仕事を様々なアプローチで両立出来るようにサポートしているのです。
ボトムアップで意見を吸い上げ、解決策を打ち出したら、制度が浸透しやすい職場環境を再構築するという、一連の流れによりJTBグループは女性の活躍しやすい環境を作り上げているのです。

3-2.レバレジーズグループの取組から見る『社内コミュニケーション事例』

レバレジーズグループでは、「全社員のナレッジをシェアする事業部横断制度」という取組が福利厚生として取り入れられています。

この制度は、他事業間の業務に参加できる「事業部間交換留学」や、各領域の専門家による講義を受けられる「社内勉強会」といった知識の共有と社員間交流の場を提供するものです。

レバレジーズグループ自体が若く勢いのある会社で成長意欲旺盛な社風です。この制度は、同社の社風に共鳴して入社する従業員のモチベーションを即時に行動に繋げる役割があり、実に理に適った取り組みだと言えます。

3-3.株式会社OKUTAの取組から見る『働き方改善の事例』

株式会社OKUTAでは、働き方を改善する制度として「パワーナップ制度」を取り入れています。

「パワーナップ制度」とは15分から30分程度の短い仮眠を午後の時間帯にいつでも取れるという制度です。この制度により判断力・責任感が向上し、メリハリのある働き方が実現しているのです。

営業会議や全社員会議などの場面でも、必ず全体に仮眠時間が設けられており、社員の働き方に仮眠を取り入れることが浸透する工夫がされています。

この制度は、取り入れるコストは全くかからないので、非常にコスパの良い制度と言えるでしょう。

4.外注をオススメする福利厚生サービス

外注を検討する時に検討すべきポイントは『サービスの独自性』と『企画力』です。この2点のいずれかのポイントを抑えているサービスは、2章でご紹介してきたように、自社展開が困難であり、外部の専門家に依頼するのが無難であるケースが多いです。それでは、外注をオススメしたいサービスをご紹介していきます。

4-1.食事提供支援サービス

オフィスおかん

『オフィスおかん』は株式会社OKANが運営する置き型式社食サービスです。3名規模から1,000名超まで幅広い業界・業種の企業へ導入実績があり、健康に気遣ったお惣菜を全国に配送してくれます。

OFFICE DE YASAI

『OFFICE DE YASAI』は株式会社 KOMPEITOが運営する主に新鮮なサラダやフルーツを提供する置き型式社食サービスです。2,500社以上で導入実績があり、管理栄養士が監修する健康的な食事を週1回ペースで配達してくれます。

4-2.運動の習慣化促進サービス

カロミルWell-being

『カロミルWell-being』はライフログテクノロジー株式会社が運営する健康イベント企画型サービスです。カロミルアプリを使用して、在宅ワーク中でも可能な、「食事×運動」をサポートする、新しい形のヘルスケアイベントです。

ビズヨガ

弊社が運営する『ビズヨガ』は主にオンライン形式のヨガ・マインドフルネスによる健康イベント企画型サービスです。デスクワーク疲れの解消、社内交流、メンタルヘルス対策の3つの領域で、健康経営アドバイザーがオリジナルのプログラムを企画します。

4-3.女性活躍推進サービス

Grace Bank

『Grace Bank』は株式会社グレイスグループが運営する選択的卵子凍結サービスになります。女性がより自由にキャリアを選択できる社会の実現に向け、卵子を採取し、凍結保存するサービスを提供しています。

meetcareer

『meetcareer』は株式会社fruorが運営するオンラインキャリア相談サービスです。女性管理職育成・育休復職社員支援のプログラムがあり、カウンセラーによる1on1やセミナーを通じて、女性特有のキャリアの悩みを解決に導いてくれます。

4-4.チームビルディング支援サービス

バツクリ

『バツクリ』はプレイライフ株式会社が運営するオンラインチームビルディングイベントサービスです。昨今では社内交流が不足している企業が増加しています。オンライン上でチームでできる「アソビ・学び・つながるプログラム」を通じて社員同士の絆を深めてくれます。

リモ謎

『リモ謎』は株式会社IKUSAが運営するリモートワーク環境でもチームビルディングが出来る謎解き脱出ゲームです。物語の主人公となり、チームで謎を解きながら、脱出を目指すので、より強いチームワークを醸成することができます。

5.最後に

ここまで読んでいただきありがとうございます。

本稿では、福利厚生の導入を検討する際のポイントについて、おすすめできる企業の導入事例を取り上げ紹介しました。

福利厚生と一言でまとめても、その内容はさまざまです。金銭的な補助や休暇、施設利用特典など従業員にとって直接的なお得感につながるものだけではなく、働きやすい環境づくりとしての制度設計も福利厚生の中の一つです。

それぞれの企業が目指す理念や、従業員が求める働き方によって導入するべき福利厚生は変わってきます。本稿が福利厚生の導入の検討材料の一助になれば幸いです。

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